新米主婦のイギリス留学帯同日記

新米主婦のイギリス留学帯同日記

アラサー新米主婦@イギリスです。主人の留学に帯同して、中心部の片田舎で暮らしています。

語学学校で感じたこと

先週から語学学校に通いはじめまして、2週目になりました!

 

わたしのクラスは少なくて5人、多くて8人程でやっています(入れ替わりが激しいので今後も変動があるかと思いますが)。

 

このイギリス滞在中になにかしらの英語の資格をとっておきたくて(理由はまた別途書きます)、「IELTS対策コース」というクラスに入っているのですが、4科目中(Reading/Listening/Writing/Speaking)、Speakingの比重がとても高いです。なぜならみなお喋りだから(笑)英語力がまだまだ乏しい/喋るのが遅いわたしは、発言の機会を逃しに逃しています。。。アウトプット出来ないといくらインプットしても伸びないので!頑張ります😂😂

 

さて、クラスメートとお話していると、生まれた土地や育った土地、ノッティンガムに来た理由は本当に様々で驚きます。

 

もちろん私のように、旦那さんの転勤の都合で来ている人もいました。韓国の方はまさにそれで、英語を学んでこちらで働きたいのだそう。

トーゴの方は、14歳までベルギーに住んでいて人種差別を受けることがとても多かった。それと同時に、自身の人種や生まれ故郷に尊厳の意を抱くようになって、イギリスで英語を学んだらトーゴに帰って自国の発展に貢献したいのだそう。

イラクの方は、旦那さんの転勤の都合で妊娠7カ月で渡英、つい3ヶ月前にはじめての出産をこちらで経験したんですって!

 

そんな話を聞くと、みなしなやかに人生を歩んでいるな〜感じます。「なぜイギリスに来たの?」と聞いたところで、想像していたような答えが返ってこない。いい意味で、ここにいる目的が曖昧なんです。生活する場所が変わっただけで、みな芯はブレずに自分の人生を淡々と歩んでいる…

 

日本では、海外留学/駐在というと「すごい」ってイメージがありませんか?(私もそう思っていました、ドメスティックな考え方でスミマセン😂😂)なぜなら、大きな夢やミッション=強い意志を持っている/与えられている人しか行かない/行けないイメージがあるから(もちろん、人それぞれなのでそれに限らないとは思います!)。自国とは異なる環境や価値観・言語の中で生活するのはなにかと大変です、だから来た目的が明確でないと、困難にぶつかったとき辛くなるのは確かかもしれません。ただ、その目的を考えすぎて、肩肘が張りすぎてしまって、そこでの生活を楽しむことを忘れてしまってはいるのでは...と気づかされました。

 

実は、わたしが最近この状況で。「日本で働き続けることも出来たのに、なぜ留学帯同という道を選んだんだろう」「せっかくここにいるなら、大きな何かを成し遂げなきゃ」「帰国後の人生に繋がるなにかを習得しなきゃ」エトセトラ。でも、そんなこと考えて頭でっかちになりすぎて、毎日たのしむことを忘れてしまったら本末転倒ですよね。

 

だから、語学学校のみなのように、もっとしなやかに生きたいと思ったのです。ながーーーい人生の内の2年間が、ただイギリスにあるだけ。だから焦せる必要もない。そう思うと、肩肘張らずに、いまを純粋に楽しめる気がするんです。

 

そういえば渡英前にこの本を読んだのですが、当時も近いことを感じたのでリンクを貼っておきます。

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール

 

 

この先どこで暮らし、どんな人と出会うかなんて誰にも分からない。だからこそ、いまある時間と環境を純粋に楽しめる、しなやかな心をもった人が勝ちなんじゃないかな。

 

長くなりました!次は楽しい記事を書こうとおもいます☆