新米主婦のイギリス留学帯同日記

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アラサー新米主婦@イギリスです。主人の留学に帯同して、中心部の片田舎で暮らしています。

担当医との初ミーティング

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こんにちは☺

 

前回の記事では、GPでの初診までお話しさせていただきました。

 

とココで、まずはイギリスNHSでの検診スケジュール一覧を見つけたので、リンクを貼っておきますね(このサイト文字の羅列ばかりで、ホント読む気が失せる。爆)

今回は項目1「First contact with midwife and doctor」のところ、つまり担当医との初ミーティングについて書いていきます。

 

www.nhs.uk

 

 

1 持ち物

実はこのミーティング、日時は手紙で指定されました。このご時世にタダの日時通知を書面で送るってどゆことw ちょうど妊娠9週に入った頃でした。

まぁそれはいいとして、手紙に尿を持ってきてくださいねと書いてあったので、当日朝採った新鮮な尿を持参しました。

 

ちなみに、手紙と一緒に尿検査キット的なものが送られてくる訳では当然なく、尿検査ボトルを回収する為だけに、事前にわざわざクリニックへ赴く必要があります。たまたま私クリニックまで徒歩数分の所に住んでいるけど、もし遠方に住んでいる人にとっては随分面倒だろうなぁと。こんなこともあるので、GP登録はできるだけ自宅に近い所で済ませたいものだなぁと思ったのでした(特にこだわりがなければね)。

 

2 ミーティング内容

A 母子手帳配布(A4サイズでデカい💦)

B 生活習慣や過去の病歴等に関する問診

C 身長体重測定と血液検査

D 初回エコーについての説明

 

所要時間は1時間弱くらいでした。まずはAを渡され、担当医(以後ミッドワイフと呼ばせていただきます)がBについて次々と問診、応じてAの内容を埋めていくといった感じ。

ここで驚いたのが、なんと通訳サービスの希望を問われたこと。公的サービスなので当然そんなサービスはないと思っていた私たち夫婦。しかしながら、通訳さんがつく訳ではないけれど、電話を介しての通訳は可能だというではないですか!

普通の英語もたどたどしい私たち、勿論「つけてください」と即答。すると、日本のオフィスに電話をかけはじめるミッドワイフ。そして出たのは日本人の通訳さん。おーーNHSすげーーと感動する私たち。所々彼女の英語の力を借りながら、なんとかすべての問診を終えたのでした。

 

そしてCを済ませ、最後にD。

ここでは12週目頃に行う初回エコーの簡単な流れと、オプション検査を希望するかしないかについて問われます。オプション検査というのは、出生前ダウン症診断のこと(あとはEdward's syndorome/ Patau's syndoromeについても同時に診断できるとのこと。この二つは初耳)。

無料でやってくれると言うので、じゃお願いしようかと安易に判断してしまった私たち。しかし、後々考えてみるともっと真剣に考えた方がよかったのかな、とも思いました。

 

イギリスではここでNOと言わない限り自然と受ける流れになっているけれど、日本の状況を調べてみると、出生前受診を希望するご夫婦って本当に少ないんですって。悲しいけれど、その結果次第で中絶を考えてしまうってこともあるらしく。。

以下あくまでも私の印象ですが、イギリスって日本に比べてずっとマイノリティーに対する偏見が少ないんですよね。だからこそ、この類の検査にもポジティブな姿勢なのかなと感じ、改めて日本人とイギリス人の考え方の違いを感じたのでした。

 

3 その後

突然GPから電話が。びっくりして電話に出るとchikinpoxがなんやらかんやらと言っているのですが、英語聞き取れなーい💦ということで即クリニックへ。するとすぐ診察室へ案内してくれ、Google翻訳を使いながら丁寧に説明をしてくれました。

結果、先日の採血にてchickenpox=水疱瘡抗体の不足、あとは鉄分不足、と判断されたみたい。前者については、聞いたところイギリスでは皆ある時期に予防接種を強制されるらしく、私のように乳児の頃受けて以来だという人はほぼいないらしい。日本ではあまり妊娠前の水疱瘡予防接種って呼びかけられてないけど、イギリスで妊娠を考える場合は事前に接種マストってことか、と理解。←しかし時すでに遅し。気を付けるしかない。

 

鉄分不足については、鉄分を多く含む食べ物をしっかり摂るようにと言われた他、鉄分サプリの処方箋を出してくれました。ちなみに、イギリスではこういった薬も妊婦さんは無料でもらえるんです。処方箋の裏の ☒Maternity exemption にチェックをしてから薬屋さんに行ってみてください。ありがたや~

※後日Maternity exemption certificate(カードではなく、普通の紙切れw)なるものが、ちゃんと郵送されてきます。

 

 

☆ミッドワイフって?

日本でいう助産師さんにあたります。日本では初診から産婦人科医さんに診てもらうことになるけど、イギリスでは何か問題がない限り産婦人科医さんに会うことはないそうです。ミッドワイフの手のみですべてが進んでいきます。

妊娠中色々あるけど、妊娠って病気ではないから。あくまでも、そんなスタンスのようです。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。