Poppy Appeal とは?
最近、買い物やカフェにいくとレジの横にポピーの造花が置いてあるのをよく目にします。そこには”Poppy Appeal”と書いてあり、気になったので調べてみました。
Poppy Appeal とは?
Remembrance Day(リメンバランス・デー/戦没者追悼記念日)に向けてのキャンペーンのこと。来る11月11日は第一次世界大戦の終戦日。ポピーを身にまとうことで、戦没者への追悼の意思表示になるのだそう。
なぜPoppyなの?
In Flanders Fieldsという有名な詩の中で、第一次大戦の激戦地であった土地に赤いポピーの花が咲き乱れた風景が描かれていたから、だそう。
このポピーによって集まった資金は主に、第一次世界大戦の生存者たちの生活支援に充てられるようです。このキャンペーンはRoyal British Legionによって1921年にはじまったそうで、もうすぐ100年。1922年にはポピーの製造工場が開設され、はじめのうちはシルクを使っていたんですって(今は紙製です)。そこで働いていた作業者たちは、みな戦争で傷を負った兵士達だったのだとか。ながくて、深い、歴史があるんですね。
この記事を参考にしました↓
そういえば、我が家で毎朝見ているSky Newsのキャスターたちもみなポピーを胸元につけていましたし、近所のSainsburyでもポピーモチーフの商品が売られていましたよ!戦後100年ちかく経った今でも、毎年こうして悼しむ機会を設けているって素晴らしいですね。
一方で、昨今の日本はどうでしょうか。。。
1945年8月15日、日本は第2次世界大戦で大敗をしました。多くの犠牲者が出て、まさに日本の歴史ががらっと変わった時代かと思います。しかし、悲しいことに昨今の終戦記念日ではすっかり影が薄れてきてしまっているように感じます。もっとメディアでも取り上げるべきなのに... 切実にそう思います。
同じ過ちを二度と起こさないためにも、イギリスのこの活動は見習うべきところだなぁと思うんです。意識的に、積極的に、次の世代へと語り継いでいかないといけないですね。
では、本日はこのへんで!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございます。